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2019年06月22日

中国最大手タクシー配車アプリ「DiDi(ディディ)」が北海道に参入

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DiDi(ディディ)の参入で、北海道のタクシー利用がより快適に!

さて、2019年6月21日より、タクシー配車アプリ「DIDI」が北海道の札幌、函館、富良野エリアでサービスが開始されました。

タクシー配車アプリ「DiDi」、札幌・函館・富良野エリアで利用可能に(トラベルWatch)

ディディは、スマートフォンからのタクシー配車アプリとして先行する「ジャパンタクシー」を追っての後発となります。
企業としてのディディは、中国のタクシー配車アプリの最大手の企業で、今回ソフトバンクと合弁企業を設立し、参入しました。

特徴としては、AIを活用したことで、平均到着時間5分以内を実現している点です。
今回の北海道への参入においては、6社と提携しています。
国内のタクシー配車アプリは「ジャパンタクシー」を「ディディ」が猛追する形なり、競争によってこの分野が活性化していくことは間違いないでしょう。
同じ業界で事業を営む者として、大変素敵なニュースだと思います。

配車アプリの存在がタクシー業界の市場構造を変える

タクシー、ハイヤー業界に「配車アプリ」という存在が入ってきたことで、競争のあり方が変わり、市場構造が変わっていくと考えられます。
これまではタクシー/ハイヤー企業同士の競争という構造でした。
それが今後は、配車アプリを通していかにお客さまに多くご利用いただけるのかという視点に変わります。
つまり、利便性の向上につながっていきます。

海外で大きなシェアを獲得しているUberには、ドライバーの評価機能があり、ドライバーが良いサービスを提供するインセンティブになっています。
日本の配車アプリもそのような仕組みを導入されるなどすると、ますます利便性の向上につながっていくはずです。
テクノロジーだけでなく、ビジネスモデルそのものが、観光客や地元住民の方々の利便性が向上していくものであることが理想の形なのではないでしょうか。
弊社の先日ローンチしたサービス『車両手配ドットコム』の開始とほぼ同時期のタイムリーなニュースに、世の中がこの業界に求めていたニーズなのだと、改めて感じました。

弊社もぜひこういったタクシー配車アプリ提供企業様と連携体制を構築するなどし、北海道観光の発展に寄与していければと考えております。

新千歳空港のタクシー、ハイヤーの利便性向上にも期待

現在、新千歳空港は北海道内のハブ空港として最も重要な役割を担っています。
しかし、北海道を訪れる観光客数に対して、大規模なコンサートなどの大量のタクシーやハイヤーが必要な時に、必要台数が待機できるスペースが、現状では確保できておりません。

新千歳空港のタクシープールを利用できるのは、千歳市ハイヤー協会に加盟している企業だけなので、悪天候によるJRの運休や大規模なコンサートなどの急な需要に対応しきれないのが現状。
そういった際には、タクシー乗り場に長蛇の列を作っている状況や空港内で困惑している方がよく見られます。

弊社は完全予約に基づく運行を行っておりますので、そういったお困りごとに対応できずに悔しい思いをしてきました。
こういった『タクシー配車アプリ』や弊社の新サービス『車両手配ドットコム』によるプラットフォームで、事前のご予約をスムーズに受け付ける体制を構築し、現在の状況が少しでも改善されていきたいと考えています。

車両手配ドットコムで実現したいサービス


弊社では上記のような状況に対応するべく、お客様の行き先や配車が必要な時間の調整がつく場合にジャンボハイヤーを活用し乗り合いタクシーのようなシステムを構築していきたく、技術的検討を進めております。

もし実現することができれば、最大9名乗れるハイエースですと、お客様の運賃が一人当たりJRに乗って札幌に向かう料金と同程度でサービスを提供することが可能になります。

車両手配ドットコム(サービスサイト)

提携企業との連携を強めていきます

上記のようなプラットフォームの実現には、連携体制の構築が急務です。
弊社では新千歳空港が抱えるタクシー、ハイヤーの問題の解消や、北海道の観光産業の発展に寄与していくことに共感し、提携していただける企業様を募っております。
弊社からお声がけさせていただくこともあるかと思いますが、弊社の取り組みにご共感いただける企業様からのご連絡もお待ちしております。

以上!マイノリズムでした!

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